最近、けんすうさんの「How To Create Startup」というブログを楽しみに読んでいます。実際に”経験した人”が”成功・失敗問わず”に赤裸々に書いているのは非常に勉強になります。自分自身も作り方は分からないですが、スタートアップでの働き方くらいは書けるんじゃないかと思い、ブログを再開してみることにしました。

まずは「1万時間の法則」について、です。

1万時間の法則とはマルコム・グラッドウェル氏のベストセラー「Outliers」で有名になった言葉で、どんな分野のスキルでも、達人のレベルまで高めるには、だいたい1万時間くらいの練習が必要だというものだそうです。

先日、先輩から「君は何に1万時間をかけたいの?」という問いを頂きました。そのとき、あれ1万時間って改めてどのくらいのものだろうか、と思い計算してみました。

 

・1年間=24時間×365日=8,760時間 

・普通の会社=8時間/日×240日(平日のみの年間労働日数)=1,920時間/年 

・スタートアップ=16時間/日×310日(日曜だけ休み!)=4,960時間/年

 

ゴールドマン・サックスの方が寝ずに働いても1年では無理ですが、スタートアップがハードワークすればだいたい2年で届きます。普通の会社なら5年でしょうか。

急激に成長しているスタートアップでも2年くらいはある程度似たような仕事の練習ができるので、5年くらい働くと、間にちょっとひと休みの時期を入れても1万時間×2周分くらい突っ込めます。20代半ばまでに2周できるってのはけっこう大きな強みになります。

ここまで書くと、最近だと”ブラック企業キキタ━(゚∀゚)━!”と言われてしまいそうですね。一応、断っておくと、部下に対しては36協定順守に厳しく、他人には強要しない派です。

ただ、新卒で入った機械メーカーの一番尊敬する先輩も「最近は思いっきり働けないから可哀想だ。おれのこれは寝泊まりして製造ライン立ち上げていたからね。その時に基礎力がついた」と言っていました。

ハードワークがすべてではないし、働き方は多様であったほうが社会としての価値の総量は高くなると信じている人間ですので、すべての方に進めるわけではないですが、早く一定のレベルに達したいという方にはスタートアップで1万時間を稼ぎにいくのは有効な手段だと思います。