「日本企業×イノベーション」で検索をすると、

・イノベーション欠乏症が日本を滅ぼす
・日本の製造業にイノベーションが起こらない〝厄介な〟理由
・日本でイノベーションが生まれにくいと思った3つのポイント

どんだけ日本人ネガティブやねん…。

まるで日本は全然イノベーションを埋めない国と思い込ませたいのか思い込んでいるのかそんな記事が並んでいる。

ちなみにイノベーションをWikipediaさんで調べてみると、以下とのこと。

物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。一般には新しい技術の発明を指すと誤解されているが、それだけでなく新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革を意味する。

必ずしもすっごい「新発明」だけがイノベーションとは言っておらず、「新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造」するでOKですよと、言ってくれています。つまり、いきなり自動車を発明しなくても、飛行機を初めて飛ばさなくってもいいのだと思います。

そして日本人は、いきなり何か想像もできない新発明をするよりは、既に発明されたものを不断の努力で改善して、気付いたら「新結合」や「新しい活用法」が付加されて、イノベーションになっている、というのが向いているのではないかと思います。

例えば以下のようなケースがあるんじゃないかと。

・自動車を発明したのはトヨタではないが燃費改善を進めた結果、ハイブリッド社を一番に世の中に広めたのはトヨタ

・家庭用ゲーム機をアメリカ生まれだが、任天堂がゲーム機もソフトも自社製品で面白く価格の高いものをつくり世界一になった

・国風文化は遣唐使廃止後も日本と唐の交易が続く中で、唐の影響に踏まえて日本風の文化として発展させた。

 

日本人は外で生まれたものを消化して、よりいいモノ・サービス、そして文化をつくっていくのが歴史的に得意なのだと思います。

一方で、アメリカで「えっ、それあり」みたいなものが生まれるのは、当然それ相応の文化的背景があるのだと思います。

たとえば、これ充電できる盆栽らしいのですが。”これ?!なんだ?目が点です。あまり詳しくは触れないですが、何かを生み出すことに対してウェルカムであり、恥ずかしいかどうかよりまず創ってみる文化であり、そのとてつもない量の集積が、新発明の源泉だと思います。

日本だと発明おじさんとバカにされてしまうけど、アメリカではニュース記事で「ソーラー×盆栽」=エコだといけるわけです。極端な例ですが。

セグウェイなんて誰が使う、というよりこれおもろそうという感覚かと。

 

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この盆栽はなんとスマホを充電してくれる

なので、日本人は歴史的背景や文化的背景を鑑みると、決してイノベーションが不得意なのではなく、ちゃんと得意なイノベーションの方向性を理解した上でそこに取り組んでいけばもっともっと生まれてくると思います。

真似といえば真似ですが、真似から「新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造」をすればそれはイノベーションだと思います。

そして、ネットベンチャーの世界にいるぼくらも製造業の人が過去にできたように当然できることであると思います。