以前にぼくも採用の面接官をしていたころに人事とか組織の本を結構たくさん読んだ。
組織のつくり方なんて固そうな本から、NTTデータ、ザッポス、P&G、ピクサーの組織や人事の本などなど。いつもテーマがあるととにかく乱読してみるが癖だ。

そのときぼくにとってこれはいいと感じられたのがサイバーエージェントについての本。
著作の中でサイバーの採用時に一番重視することは何かという問いに対して

  • 素直さ
  • 地頭の良さ
  • カルチャーフィットネス

と書かれていた。(気がする。間違っていたらすいません…)

いろいろと試行錯誤を重ねた結果がこの3つに収れんされているだろうけど、
当時のぼくにはすっごく説得力のある3つのキーワードだった。その中でも特に、
「カルチャーフィットネス」を大きな柱に据えていることにさらに共感できた。

なぜならぼくも当時、実感していたんだけれど、
ベンチャーは強烈な個性を持つ創業経営者が踏ん張って立ち上げているだけあって、
その個性が一つのカルチャーとして根付いている。

そして、中で働いているメンバーも、創業者が創ったミッション・ビジョンであったり、
それを実現していくために自らも一緒に創ってきたカルチャーが好きで入ってきたり、
全力で働いている人が多い。

いやむしろ、そのミッション・ビジョンやそれを実現するためのカルチャー、
もっと具体的な言葉に落とし込むと組織の価値観のようなものかもしれないが、
それらがあったからこそ人が集まり、メデzィアからの注目が集まり
さらにお客様が集まったのかもしれないとも思う。

自分の例で恐縮だが、
ちょうど3年くらい前にフィリピン×オンライン英会話(&クラウドソーシング)に興味を持った時、
いくつかの会社のサイトを見て、正直提供しているサービスだけで違いなんて分からなかった。
(今もそうかもしれないのはぼくが変えなきゃいけないところ)
ましてや今働いている会社が業界の中でも最大手なんて知る由もなかった。

ただ、数社のサイトでミッション・ビジョンを見て、
明からに今のとこが言っていることが本質的で面白い、と思った。

それと、経営者のブログを読んで、それを実現するためのカルチャーがいいなと思った。
実際に面接に行って、経営陣だけじゃなく全社員やフィリピンのスタッフと話して
その思いが確信に変わったのを覚えている。
(フィリピンスタッフのときは、いきなり英語で焦ったけど)

だからなのか、だけどなのか、或いはどっちでもいいのかもしれないけど、
この3年間は全力だったし、仕事が楽しくてしょうがなかった。
本気でミッション・ビジョンを実現しようと思っているわけだし、
そのために自分たちが大事にしたいものも互いに語り合ってきた。

いつの間にか会社は事業をつくる0人→10人のフェーズ、
オペレーションをつくる10人→100人のフェーズ、
そして今は組織として闘う100人以上のフェーズに成長してきている。
(らしい。詳しくはうちの経営者のブログにて)

だからこそ、これから組織としてどれだけ、
一緒に働く人を集めて、世の中から面白いと思ってもらえる存在であり続け、
使ってくれる人が増えるサービスを目指していかなければならない。

そのためにはもう一度、カルチャーなんじゃないかと思う。

(上記はあくまで個人的な見解です。)