格闘家時代から好きだった須藤元気が南米を旅した本があったので早速買って読んでみた。
チェ・ゲバラに憧れて南米へ向かったというところが自分と同じである。

ぼくにとっても思想云々ではなくって、純粋にゲバラはとにかくかっこいい存在である。理由は特にない。ただ、映画でも本でもなぜかシンパシーを感じる。

モーターサイクルダイアリーズに登場した彼は、理想主義を旨に抱く若者のこころにぐさりと刺さった。スペイン語は分からないし、おじさんは異常なまでに陽気でたまに胡散臭いし、
タクシーの運転手は飛ばしまくるし、踏んだり蹴ったりの旅だったけど、自分の好きな偉人の通った道を今自分が歩いていると思うと妙に興奮したものだ。(当時のブログ

この本の中で旅の本質的なひと言だと思える好きな言葉が出ていたので紹介したい。

言葉を捨てることにより、明瞭な答えを得られることもある

コロンビアでタクシーのおじさんと言葉が通じないながらも、身振り手振りでいろいろと
教えてもらった体験をもとに上記の言葉をつぶやいている。コミュニケーションは確かに
言葉があると便利だが、言葉同時にあくまでツールである。人と人の心の通いはもしかすると
いらない言葉が邪魔しているのかもしれない。

いまの彼のパフォーマンスの原点にはそれがあるのかもしれない。確かに言葉の壁をあっさりやぶっている。

また、本の中では思想の云々については触れていないが、マルクスに始まり、トロツキーやゲバラなど革命家と呼ばれた人の人生に触れている。

その中でも特にトロツキーはソ連からの暗殺者に狙われる生活を送りながらも
それでも生前に「生は美しい」と言っていたことに感動している。
その中で生まれた言葉が、

最終的に人が必要とするのは、知恵ではなく覚悟かもしれない

知恵ばかりつけていてもしょうがない。覚悟を決めて、目指すべきところを見つけよう、と思う。
レボリューション (講談社文庫)