3日前の日経新聞にパラレルキャリアについての特集があり、
今日ちょうど、メディアからそれについて取材受けたので、パラレルキャリアが流行る理由を考えてみた。

「パラレルキャリア」若者に広がる 別の自分は社会活動家~人脈やスキル 本業にも~

ここでのパラレルキャリアはあくまでも「社会貢献活動」的なものやスポーツなど。
副業の紹介が全くされていないので、パラレルと言ってもかなりバイアスがかかっている。


1.がむしゃらに働けきたい欲求

エコノミックアニマルと世界で恐れられた日本人も今は平均労働時間ベースで米国人より少ない。労基署による監査が厳しきなったことやリーマンショック後の人件費削減など、
いろんな理由が重なっているが働く時間が減っているのは事実。

そこで、
「おれってこのままで大丈夫?」
「社会人ってしんどいかと思ってたけど以外に楽だな」
「大学時代の同期と比較すると何か物足りないな」
という感情がむくむくと湧いてくる。

以前に、先輩から「20代は血尿が出るくらい働くべし」と言われたことがある。
20代の蓄積がその後の人生に大きく影響するのに”働けない”というのは不安でもあり、
その裏返しとして、外での活動にも目が向くことになる。


2.失敗が体験できる場

日本の、特に大企業は上がつまっている。
また、以前にも増して投資評価指標など、欧米の金融指標を経営に取り入れた結果、
失敗もしにくい状況になっている。にも関わらず、欧米の様に雇用の流動性は高くない。

だから、マネジメントや企画など、もっと早く経験すべきはずのことがなかなかできない。
その場としてパラレルキャリアに足を運ぶ人がいる。
思いっきりできて、結果に対するフィードバックも直に返ってくるというのは恵まれた場でもある。

3.出会いの場
終身雇用を本気で信じている人がどれくらいいるのかわからないが、
どの時代も面白い人のアンテナは高い。
パラレルキャリアで出会う人は、当然、会社も業種も違う。

最初は面白そうな人がいる程度だったが、そこでの出会いが人生の彩りに
とってかけがえのないものになっていく。

また、適当な異業種交流会と違って、本気で考えたり行動したりした仲間は
一生付き合えるようなかけがえのないものになる。

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自分自身の話としては、マーケティングと出会ったのが、パラレルキャリアのa-con
まさか本業になるとは思っていなかった。
後は、副業規制も理由の1つかもしれない。
今働いている会社ではフィリピン人と一緒に仕事をしているが、
彼らの社会で副業は普通である。
終身で面倒を見るきがないのであれば、副業規制とは少し身勝手な気もするが、
「お金で買えない価値」がそこにある年齢までは続けることができるので
現在流行っていると定義されるパラレルキャリアなのかもしれない。
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